小説用倉庫。
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廊下を端まで歩き、屋上へ続く階段をあがる。
眩しい陽射しと、柔らかな風が、エディウスを迎えた。
穏やかな春のような神界を見渡して、屋上の中心にいく。
界を渡るための門を開く。
門は何処からでも開けるが、緊急以外は屋上を使うようにしていた。
目の前に、光の壁が現れる。
それを通り抜けると、あたりは暗くなった。
光は通り抜けたときに消えている。
「……夜かな……」
人界に来ようと思ったのは大した理由ではなかった。
暇だったから、とか。
なんとなく、とか。
ただの気まぐれだ。
神界ではこない夜を見に来たのかもしれない。
空で星が瞬く。
それを見るのが好きだったし、それは彼の城では見られないものだった。
さくさくと、草を踏みながら歩く。
当てがあるわけではなかったが、とりあえず歩いた。
湖の側の広場みたいなところを見つけて、そこの草むらに寝転ぶ。
見上げた先には星がある。
今日は満月なのか、丸い月も見えた。
静かな夜の空気を吸い込み、目を閉じる。
眩しい陽射しと、柔らかな風が、エディウスを迎えた。
穏やかな春のような神界を見渡して、屋上の中心にいく。
界を渡るための門を開く。
門は何処からでも開けるが、緊急以外は屋上を使うようにしていた。
目の前に、光の壁が現れる。
それを通り抜けると、あたりは暗くなった。
光は通り抜けたときに消えている。
「……夜かな……」
人界に来ようと思ったのは大した理由ではなかった。
暇だったから、とか。
なんとなく、とか。
ただの気まぐれだ。
神界ではこない夜を見に来たのかもしれない。
空で星が瞬く。
それを見るのが好きだったし、それは彼の城では見られないものだった。
さくさくと、草を踏みながら歩く。
当てがあるわけではなかったが、とりあえず歩いた。
湖の側の広場みたいなところを見つけて、そこの草むらに寝転ぶ。
見上げた先には星がある。
今日は満月なのか、丸い月も見えた。
静かな夜の空気を吸い込み、目を閉じる。
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管理者:西(逆凪)、または沖縞
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